《羽二重》

英語では「habutae」といいます。

シルク織物の中でも日本で明治以降に発明されてできた織物で世界に輸出され大人気になった織物です。

最大の特徴は撚が入っていない平織りでタテの糸が二本に分かれていることです。

羽二重の意味を説明します。

織物のタテの糸は「オサ」と呼ばれる櫛の歯の間を通って並べられて織られていきます。

羽二重の「羽」は「歯」のことです。

「二重」は文字通り二重ですから、羽二重は一つの羽の中に二本の糸が通っている織物ということです。

ただ、普通に二本通して織ると、表面の滑らかさが失われます。

そこで、すごいのは、ただでさえ細いシルクの糸を半分の太さにして二本入れることで滑らかでキメの細かい織物が出来上がったのですね。

これで、日本のシルク織物は世界で大人気を得る事となります。

その素晴らしい織物の羽二重で作ったMufleを是非、手に取って楽しんでください。

そして、この羽二重は重さ、すなわち厚さによって幾つか種類があって、マフルは10匁という種類を使っています。