3.ラックダイ(Lac dye)

ラックをうすく染めてピンク(シクラメンピンク)を作ります。

ラックは青みのかかった赤の染料なのですが、染め方で色々と変化をします。

濃く染めると「ワインレッド」。中間で赤紫色の「ブドウ色」になります。

いずれも媒染剤にアルミを使った場合ですが、中間濃度で媒染剤に銅を使うとくすんだピンクの「ヒメオドリコ」色になります。

一般に草木染めと言いますが、これはカイガラムシの仲間で「ラックカイガラムし」というカイガラムシの分泌物からつくります。

主にインドやビルマ(ミャンマー)のイヌナツメといった木につくカイガラムシです。

天平時代には綿にしみ込ませた赤色綿として輸入されていたらしい。

製法はインドで始まり、中国の特に蘇州で優秀な製品が作られていたらしいが、その技術は秘法とされたまま途絶えてしまって再現出来ないと言う。

漢方薬としては止血剤や抗菌剤として使われている。

   *残念ながら花ではないので、花言葉、誕生花としてはありません。